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洗浄技術用語辞典

定価(税込)  2,808円

編者
サイズ B6判
ページ数 280頁
ISBNコード 978-4-526-05004-6
コード C3050
発行月 2002年09月
ジャンル 辞典・用語集・便覧 化学

内容

産業用洗浄は、製品の品質保持・向上をはじめ安全性や性能の向上など、その役割は大きい。

本書では、各種製造現場で幅広く使われている洗浄に関する技術用語(洗浄剤、洗浄装置、ヒョウカ、測定、環境、安全、法規など)1200語を掲載、現場実務の視点にたって解説。

目次

編集委員・執筆者一覧(五十音順)

〈監 修〉

角田 光雄



〈編集委員会〉

委員長 岩本 英敏((元)(株)カイジョー)

大槻 記靖(日本ゼオン(株))

小田切 力(日本産業洗浄協議会)

加藤 弘(超音波工業(株))

冠木 公明((株)イーエムイー)

加茂 健彦(島田理化工業(株))



〈執 筆 者〉

岩本 英敏((元)(株)カイジョー)

内田 昌裕(ライオン(株))

大川 章(オゾン層保護対策産業協議会)

大槻 記靖(日本ゼオン(株))

奥田 恒明(島田理化工業(株))

小田 重男((株)トクヤマ)

小田切 力(日本産業洗浄協議会)

加瀬 忠夫(ミヨシ油脂(株))

加藤 弘(超音波工業(株))

冠木 公明((株)イーエムイー)

加茂 健彦(島田理化工業(株))

木山 晴之(日本ゼオン(株))

北村 健郎(旭硝子(株))

北村 裕夫((元)ジャパン・フィールド(株))

金原 将行(超音波工業(株))

榊原 始(日鉱石油化学(株))

佐々木良一(住友スリーエム(株))

信夫 雄二(日本ゼオン(株))

竹村モモ子((株)東芝)

津崎 真彰(旭硝子(株))

土井 潤一(大和化学工業(株))

中臺 貴仁(超音波工業(株))

中村 正史(超音波工業(株))

二宮 守男((元)ミヨシ油脂(株))

平塚 豊((株)ダン科学)

森合 主税(森合精機(株))

山下 俊一(クロロカーボン衛生協会)

はじめに

監修に寄せて



洗浄は、原料・部品・製品などを製造する上で不可欠な技術である。そのために、あらゆる分野における生産技術の一つとして重要性が高まっている。このようなことから、設備が完備していない作業場でも広く実施されてきた。そしてなによりも使いやすい洗浄剤などが求められてきた。その一例がフロンである。不用意かつ大量に使用されたがゆえにオゾン層の破壊という重大な地球環境問題が発生した。洗浄技術に関する大きな関心がこのようなことからも持たれてきた。したがって、洗浄技術のさらなる開発には環境問題について認識が必要である。

最近はナノテクノロジーが身近な産業、たとえば自動車や化粧品などでも基盤技術として定着しはじめてきた。ナノテクノロジーでは、超微細加工、表面改質や表面の機能化が中心的な技術である。バルクの基本的な特性に対して表面や界面の機能が材料・部品にとって全体的に大きな効果を持っている。このような機能化には、表面や界面における1〜2分子(原子)層程度の領域が関与している。したがって、このような層と同程度の機能阻害物質が表面や界面に存在すれば全く期待した機能は見られなくなる。このようなことにならないように、表面や界面を管理するのが洗浄技術である。

RCA社のKern氏によって、半導体の製造における洗浄が定量的な視点からとらえられてから半導体技術の高度化にともなって洗浄技術は大きく進展した。しかし、洗浄の対象となる製品の製造分野はあまりにも多岐にわたるため、洗浄技術を体系的な見地からとらえることはまだできていない。科学的な基礎の上に立った技術の構築が複雑な洗浄技術の体系化にとって基本となる。

この場合、なによりも必要になるのは技術に用いられる種々な用語を共通に理解することである。21世紀における大きな必要技術となる洗浄技術の展開にとって、この用語辞典は時宜を得た労作といえる。大いに活用していただきたい。



角田 光雄

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