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技術士第二次試験
「建設部門」必須科目(択一式問題)の必須テキスト

定価(税込)  3,456円

著者
サイズ A5判
ページ数 540頁
ISBNコード 978-4-526-07186-7
コード C3052
発行月 2014年01月
ジャンル 土木・建築 資格試験

内容

平成25年度試験改正で第二次試験では必須科目に択一式が採用されることになった。受験者は必須科目の択一式の学習対策に重点をおかざるを得ないのだが、建設部門の必須科目の範囲は広いうえに、知識として覚えるべき事項が数多くある。本書は、その必須科目の択一式対策として必要な膨大な知識・情報を1冊のテキストとして網羅した本。

羽原啓司  著者プロフィール

(はばら けいじ)
技術士(総合技術監理部門、資源工学部門、建設部門、上下水道部門)
1990年3月防衛大学校理工学部土木工学科卒(在学中フランス陸軍士官学校へ海外留学)
同年9月陸上自衛隊幹部候補生学校(久留米市)卒
飛島建設(株)、(株)日本能率協会マネジメントセンターに勤務後、2010年9月より(一社)海外建設協会に勤務
日本技術士会会員
資格:技術士(総合技術監理部門、資源工学部門、建設部門、上下水道部門)、1級土木施工管理技士など
著書:『技術士第二次試験「建設部門」対策解答例&練習問題』、『技術士第二次試験「建設部門」過去問題解答例集』、『技術士第二次試験「建設部門」択一式問題150選 第2版』(日刊工業新聞社)、『技術士第二次試験[建設部門]徹底対策』(日本能率協会マネジメントセンター)等

目次

はじめに 

序 章 技術士第二次試験の概要&必須科目の対策 
1.技術士第二次試験の概要 
2.必須科目対策の基本的な考え方 
3.本書の構成 
(1) 分野分けの実施 
(2) 効率的・重点的な記載内容 
(3) 構成概要 
4.参考(年号早見表) 

第1章 社会経済と建設産業 
1.社会経済 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
1−2.「社会経済」の学習項目 
1−3.「社会経済」の学習内容 
(1) 人口減少・少子高齢化 
1) 我が国の人口動向 
2) 我が国の地域別人口動向 
3) 我が国の将来推計人口 
4) 世界の人口動向 
(2) 財政制約 
1) 我が国の経済情勢 
(3) 国際化の進展 
1) 我が国の国際競争力 
2) 港湾インフラの国際競争力 
3) 空港インフラの国際競争力 
4) 国際化進展の指標 
1−3.「社会経済」に関する社会資本整備重点計画の指標 
1−4.「社会経済」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
2.建設産業 
2−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
2−2.「建設産業」の学習項目 
2−3.「建設産業」の学習内容 
(1) 建設投資の動向 
1) 建設投資の動向 
(2) 建設業者の動向 
1) 建設業者の動向 
(3) 建設労働の動向 
1) 建設労働の動向
2−4.「建設産業」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
3.「社会経済と建設産業」の必須キーワード 

第2章 社会資本整備と国土づくり 
1.社会資本整備 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
1−2.「社会資本整備」の学習項目 
1−3.「社会資本整備」の学習内容 
(1) 社会資本整備重点計画 
1) 社会資本整備重点計画の概要 
2) 社会資本整備のあるべき姿 
3) 計画期間における重点目標と事業の概要 
4) 計画の実効性を確保する方策 
(2) 社会資本の整備状況 
1) 社会資本の整備状況 
(3) 社会資本の老朽化対策 
1) 社会資本の老朽化対策 
1−4.「社会資本整備」に関連した社会資本整備重点計画の指標 
1−5.「社会資本整備」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
2.国土づくり 
2−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
2−2.「国土づくり」の学習項目 
2−3.「国土づくり」の学習内容 
(1) 国土形成計画法 
1) 国土形成計画法 
2) 全国計画 
3) 広域地方計画 
(2) 国土利用計画法 
1) 国土利用計画法 
(3) 国土づくりの関連指標 
1) 国土づくりの関連指標 
2−4.「国土づくり」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
3.「社会資本整備と国土づくり」の必須キーワード 

第3章 交通と物流
1.交通と物流 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
1−2.「交通と物流」の学習項目 
1−3.「交通と物流」の学習内容 
(1) 交通ネットワーク 
1) 幹線道路の整備 
2) 幹線鉄道ネットワークの整備 
3) 航空ネットワークの整備 
(2) 物流 
1) グローバル・サプライチェーン 
(3) 交通・物流関連産業 
1) 鉄道関連産業 
2) 旅客自動車運送事業/貨物自動車運送事業 
3) 海事産業/航空事業 
1−4.「交通と物流」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
2.「交通と物流」の必須キーワード 

第4章 入札・契約とコスト改善 
1.入札・契約 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
1−2.「入札・契約」の学習項目 
1−3.「入札・契約」の学習内容 
(1) 入札・契約 
1) ‌公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(入札適正化法) 
2) ‌公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針(適正化指針) 
3) WTO政府調達協定 
4) 入札・契約・発注方式 
5) 国土交通省の取り組み 
1−4.「入札・契約」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
2.コスト改善・政策評価 
2−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
2−2.「コスト改善・政策評価」の学習項目 
2−3.「コスト改善・政策評価」の学習内容 
(1) コスト改善 
1) 公共工事のコスト縮減 
2) 平成25年度以降の取り組みについて 
(2) 政策評価 
1) 行政機関が行う政策の評価に関する法律 
2) 政策評価に関する基本方針 
3) 国土交通政策評価基本計画 
2−4.「コスト改善・政策評価」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
3.「入札・契約とコスト改善」の必須キーワード 

第5章 品質確保 
1.品質確保 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
1−2.「品質確保」の学習項目 
1−3.「品質確保」の学習内容 
(1) 品質確保 
1) 公共工事の品質確保の促進に関する法律 
2) ‌公共工事の品質確保の促進に関する施策を総合的に推進するための基本的な方針について 
3) 国土交通省の取り組み 
1−4.「品質確保」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
2.「品質確保」の必須キーワード 

第6章 地域活性化とユニバーサル社会
1.地域活性化 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
1−2.「地域活性化」の学習項目 
1−3.「地域活性化」の学習内容 
(1) 都市再生本部の取り組み 
1) 都市再生特別措置法 
2) 都市再生基本方針 
(2) 構造改革特別区域推進本部の取り組み 
1) 構造改革特別区域法 
2) 構造改革特別区域基本方針 
(3) 地域再生本部の取り組み 
1) 地域再生法 
2) 地域再生基本方針 
(4) 中心市街地活性化本部の取り組み 
1) 中心市街地の活性化に関する法律 
2) 中心市街地の活性化を図るための基本的な方針 
(5) 総合特別区域推進本部の取り組み 
1) 総合特別区域法 
2) 総合特別区域基本方針 
1−3.「地域活性化」に関連した社会資本整備重点計画の指標 
1−4.「地域活性化」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
2.ユニバーサル社会 
2−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容・キーワードの分析 
(3) 出題傾向の分析 
2−2.「ユニバーサル社会」の学習項目 
2−3.「ユニバーサル社会」の学習内容 
(1) ‌高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法) 
1) ‌高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 
(2) 移動等円滑化の促進に関する基本方針 
1) 移動等円滑化の促進に関する基本方針 
(3) 国土交通省等の取り組み 
1) バリアフリー化の実現に向けた取り組み 
2) ‌少子化社会の子育て環境づくり/高齢社会への対応
2−4.‌「ユニバーサル社会」に関連した社会資本整備重点計画の指標
2−5.「ユニバーサル社会」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
3.「地域活性化とユニバーサル社会」の必須キーワード 

第7章 情報化と国際化 
1.情報化 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
1−2.「情報化」の学習項目 
1−3.「情報化」の学習内容 
(1) 情報化全般に関する法律、計画等 
1) 高度情報通信ネットワーク社会形成基本法 
2) ‌高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の策定戦略 
(2) ITS(高度道路交通システム) 
1) ITS(高度道路交通システム) 
(3) 地理空間情報 
1) 地理空間情報活用推進基本法 
2) 地理空間情報活用推進基本計画 
(4) 情報化施工 
1) 情報化施工推進戦略 
1−4.「情報化」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
2.国際化 
2−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
2−2.「国際化」の学習項目 
2−3.「国際化」の学習内容 
(1) インフラシステム輸出戦略 
1) インフラシステム輸出戦略 
(2) 建設業の国際化 
1) 建設業の国際化 
2−4.「国際化」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
3.「情報化と国際化」の必須キーワード 

第8章 災害対策 
1.自然災害対策 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
1−2.「自然災害対策」の学習項目 
1−3.「自然災害対策」の学習内容 
(1) 災害対策基本法 
1) 災害対策基本法 
(2) 水害対策 
1) 水防法 
2) 特定都市河川浸水被害対策法 
3) 国土交通省等の取り組み 
(3) 土砂災害対策 
1) ‌土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土砂災害防止法) 
2) 国土交通省等の取り組み 
(4) 津波災害対策 
1) 津波対策の推進に関する法律 
2) 津波防災地域づくりに関する法律 
3) 国土交通省等の取り組み 
(5) 地震災害対策 
1) 大規模地震対策特別措置法 
2) ‌東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 
3) 国土交通省等の取り組み 
1−4.「自然災害対策」に関連した社会資本整備重点計画の指標 
1−5.「自然災害対策」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
3.「災害対策」の必須キーワード 

第9章 循環型社会の構築
1.循環型社会の構築 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
1−2.「循環型社会の構築」の学習項目 
1−3.「循環型社会の構築」の学習内容 
(1) 循環型社会形成の関連法 
1) 循環型社会形成推進基本法 
(2) 産業廃棄物等の状況 
1) 産業廃棄物の状況 
2) 建設副産物の状況 
3) 不法投棄の状況 
4) 下水汚泥の状況 
1−4.「循環型社会の構築」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
2.「循環型社会の構築」の必須キーワード 

第10章 環境とエネルギー 
1.環境 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
1−2.「環境」の学習項目 
1−3.「環境」の学習内容 
(1) 地球温暖化対策 
1) 国際的な地球温暖化対策 
2) 地球温暖化対策の推進に関する法律 
3) 京都議定書目標達成計画 
4) 国土交通省の地球温暖化対策 
(2) 総合的な環境政策 
1) 環境基本法 
2) 環境基本計画 
3) 環境影響評価法 
(3) 自然環境の保全・再生 
1) 生物多様性の保全対策 
2) 河川環境の保全対策 
(4) 水環境の改善 
1) 水質汚濁防止法 
2) 下水道整備の推進 
(5) 大気汚染等の防止による生活環境の改善 
1) 大気汚染対策 
2) その他の対策 
1−4.「環境」に関連した社会資本整備重点計画の指標 
1−5.「環境」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
2.エネルギー 
2−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 
2−2.「エネルギー」の学習項目 
2−3.「エネルギー」の学習内容 
(1) 我が国のエネルギー動向 
1) エネルギー消費動向 
2) エネルギー供給動向 
(2) 再生可能エネルギー 
1) 太陽光発電 
2) 風力発電 
3) バイオマスエネルギー 
4) 地熱発電 
2−4.「エネルギー」の参考情報源 
(1) 国土交通白書の参照箇所 
(2) 深掘り学習の参考情報源 
3.「環境とエネルギー」の必須キーワード 

第11章 建設技術
1.建設技術 
1−1.過去問題の分析 
(1) 出題頻度の分析 
(2) 出題内容の分析 
(3) 出題傾向の分析 

おわりに 
索  引

はじめに

 平成25年度から技術士試験の試験方法が改正になりました。技術士第二次試験の試験科目は、「必須科目」「選択科目」の2つがあります。従来の試験方法は、どちらの科目も記述式でした。平成25年度からは、選択科目は記述式のままですが、必須科目が択一式に変更になりました(総合技術監理部門除く)。記述式から択一式への変更は、受験者によっては歓迎されるかもしれませんが、その一方で、試験方法の変更に伴い重大な改正事項が決定されています。それは、平成27年度試験から、「択一式試験の成績が合否決定基準に満たない者については、記述式試験の採点を行わない」といった条件が課されることになったということです。つまり、択一式の結果により“ふるい分け”を行うというわけです。このことは、受験者にとって重大な関心事項であるとともに、必須科目の択一式対策を最優先して取り組む必要性が高まったことを意味します。
 建設部門の必須科目の内容は、次のように定められています。
○問題の種類:「建設部門」全般にわたる専門知識
○概念:‌「建設部門」において不可欠な技術、業務遂行に際して必要な社会制度等に関する専門的な知識
○内容:「建設部門」における不可欠な技術、社会的に重要なキーワード、業務における関連法規・制度等に対する専門的知識を問う。
 技術士第二次試験の必須科目として相応しい内容ですが、では、いったい何をもとに学習すればよいのか、といった心配事が脳裏をよぎるのではないでしょうか? 不可欠な技術、社会的に重要なキーワードや関連法規・制度について、自分一人で情報を収集し、整理し、その中から重要と思われるものを選び出し、さらにそれを覚えるのは、相当な労力と時間がかかってしまいます。ご存知の方も多いかと思いますが、実は、必須科目の択一式問題は、平成13年度から平成18年度の期間に実施されていたことがあります。これらの過去問題と平成25年度の過去問題を分析すると、大半は、国土交通白書の内容から出題されていることがわかっています。では、国土交通白書をすみからすみまで読破しなければならないのか、といった心配事がまた脳裏をよぎることになります。
 このようなことを踏まえ、平成25年度試験対応として、過去問題と練習問題から構成した必須科目択一試験の問題集「技術士第二次試験『建設部門』択一式問題150選(日刊工業新聞社)」(以下、問題集)を福田遵氏(技術士:総合技術監理部門、電気電子部門)とともに作成をしました。この問題集は、現在の最新情報をもとに115問の過去問題をていねいに解説するとともに、35問の練習問題とその解説を掲載しています。過去問題で出題された事項の習得と練習問題を通じて択一式問題に強くなることができる有効な対策本であると考えています。実際、数多くの方に、この問題集を活用いただいておりますが、さらに、平成26年度試験対応として、平成25年度の問題と解説を追加し、練習問題を充実させた第2版が、すでに出版されています。
 どのように必須科目の択一式問題を攻略しようかと、あらためて、受験する立場になって考えてみると、問題集とあわせて“必須科目を学習するテキストが欲しい”という結論に至りました。体系的に学習を進めるためのテキストがあれば、学習の効率性が向上するとともに、理解がさらに深まり、学習に対する意欲が向上し、計画的かつ継続的な学習を進めることが可能になるだろうという考えです。この考えを具現化したものが本書です。
 本書の作成にあたり、受験者ができるだけ効率的に学習でき、体系的に有益な情報や知識などを習得できる内容となるよう、いろいろな工夫をしました。情報源は多数ありますが、その中から必ずおさえるべき情報・知識を厳選して集約してあります。具体的には、過去に出題された問題、国土交通白書等から試験対策に有効となる情報をセレクトしています。さらに、体系的な学習ができるよう、「建設部門」全般にわたる専門知識を11の分野に分類しました。この分野は、135問の過去問題の分析に基づいたものです。範囲が広い分野は、さらに中項目を設定しているものもあります。内容に関しては、次に示す4点を重点において編集してあります。
1.過去問題の内容を確実におさえる
2.国土交通白書の内容を確実におさえる
3.関連法令・制度に強くなる
4.関連データに強くなる
 内容構成の概要は、まず、過去問題を分析し、出題頻度・内容を整理してあります。どの分野の出題頻度が高いのか、どのような内容が出題されているかを把握することができます。過去問題の分析のまとめとして、出題傾向を解説しています。次いで、それぞれの分野でおさえるべき学習項目をまとめてあります。その学習項目に基づき、おさえるべき内容をとりまとめてあります。各章の最後に、その分野で必須となるキーワードを示してあります。この必須キーワードは、過去問題+国土交通白書等から試験対策として有益なものを厳選してあります。国土交通白書との関連性を重視し、各分野ごとに参照すべき国土交通白書の該当箇所を目次項目で提示するとともに、深掘りしたい受験者を想定して、参考情報源も掲載してあります。詳しくは、序章の「本書の構成」で解説してありますので、本文に入る前に必ず序章を読んでください。
 必須科目の択一式では、細かい数値やなじみの薄い法令等が出題されていますが、ぜひ、本書を有効的に活用してください。深掘りの学習を除いては、国土交通白書と建設業ハンドブックを併用すれば、本書1冊で事足りるはずです。本書に掲載している内容は、必須科目の択一式対策に過ぎませんが、ここで習得した知識は、将来、みなさんの見識を広めることにつながり、業務に対しても良い影響をもたらすことと信じています。一人でも多くの建設技術者の方が、1日も早く技術士を取得されることを祈念しております。
 最後に、今回の企画を快くお引き受けいただき、編集等にて多大な配慮をいただいた日刊工業新聞社の鈴木徹氏およびスタッフの方々に、この場をお借りして深くお礼申し上げます。

2014年1月
羽原啓司

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